『調達先の選定方法について』…どの金融機関を選ぶかで調達可能額が変わります創業したばかりの経営者様はもちろん、ある程度経営経験のある経営者様でも、戦略的に金融機関を選んでいる方は多くありません。 どの金融機関とお付き合いするかで調達額が変わります。地域により目安となる年商規模が変わる可能性はありますが、年商に応じて金融機関を選ぶことをおすすめしま...
『大きな会社ではなく、良い会社にしましょう!』…規模ではなく、価値の高い会社を!労働人口の減少を労働参加率の向上で補ってきた30年でした。 日本はGDPを伸ばせなかったといわれますが、何とか落とさずに守り切ったと考えることもできます。今後は、さらに労働人口が減少し、上限に近い労働参加率の向上は期待できず、GDPが減少する縮小局面に突入します。多分そうな...
『税務と財務』…税理士さんに財務も任せていると錯覚していませんか?中小企業経営における再優先事項は「営業」や「マネジメント」ですので、「税務」や「財務」について、深く意識する機会は少ないと思います。 税務と財務は似て非なるものですが、同一のものと認識している社長様が多いため、様々な勘違いが起きています。...
『新しい資本主義へ(骨太の方針、抜粋)』(その3)…中堅・中小企業の活力向上・債務が増大している企業や家計への対応…前回号のつづきです。 ◆包摂社会の実現の頁には、(中堅・中小企業の活力向上)と(債務が増大している企業や家計への対応)の記載があります。 以下、要点を箇条書きで抜粋しました。 ・切れ目のない継続的な中小企業等の事業再構築や生産性向上の支援、円滑な事業承継やM&Aの支援、伴...
『資金調達時の説明のポイント』…説明の仕方で調達の結果が変わります。創業当初からお付き合いいただいているA社の事例です。5期目の決算が終わったところですが、売上高が約7億円と順調に成長しています。 A社の特徴的な点は、外部からの借入が無く、代表者個人からの借入金で資金を繰り回している点です。創業時に創業融資をおすすめしましたが、「自己資金で...
『新しい資本主義へ(骨太の方針、抜粋)』(その2)…重点投資分野(賃上げ・最低賃金)…前回号のつづきです。 ◆重点投資分野として賃上げ・最低賃金についても言及されています。 以下、要点を箇条書きで抜粋しました。 ・賃上げの流れをサプライチェーン内の適切な分配を通じて中小企業に広げ、全国各地での賃上げ機運の一層の拡大を図る...